🦷詰め物について🦷
2022年03月9日
はじめまして。
歯科助手の高畑と申します。
歯科医院に勤めてから明確になった知識も多く、今回はその中の1つで知っていて損は無い
補綴物と言われている歯の被せ物(つめ物)についてのお話をしたいと思います。
つい先日私も歯を治療し、補綴物をつけました。
色々な話を聴き、結果的に選択した材料はセラミックです。
保険では選択出来ませんが、もちの良さと身体への優しさに惹かれてセラミックに致しました。
何を選択するかは患者様毎に変わるかと思いますので、絶対セラミックが良い!
という話でもありません。
当院では保険診療の場合は金属かプラスチック、自費診療ではセラミックが選択出来ます。
★ 金 属 →スプーン🥄
★プラスチック→タッパー🍱
★セラミック →お茶碗(陶器)🍵
とイメージしていただくと理解し易いかと思います。
物質としての特性や接着剤の違いでそれぞれにメリットとデメリットがあります。
金属の場合、硬いのですが接着材の劣化により5〜8年で虫歯のリスクが上がってしまいます。
また金属の中は外さないと見えませんので、知らない間にむし歯が進行している事もあります。
プラスチックの場合は接着が強く中がむし歯になる可能性は低いのですが、
プラスチック自体の劣化により5年程で再治療のリスクが上がってしまいます。
補綴物についてしまった小傷にも細菌が溜まりやすいので、
どちらもむし歯のリスクが上がる前に治療し直す事が理想です。
セラミックの場合、物質としての劣化がほとんど無く接着も強いです。
その為80%以上のセラミックが20年近く経過しても再治療の必要なく
使えているという実績があります。
さらに詳しく聴きたい方は是非お声掛けください。
違いを知っていただいて、個人の希望に沿った満足のいく補綴物を選択していただけるよう努めてまいります。
また当院でなくても、今回のお話が他院で補綴物の種類を選択する際の一助となれば幸いです。