切らない/縫わない/腫れない
適応ケースは限定されますが、
切らない、縫わない、腫れないインプラント治療を実施
「1時間」ほどで治療は終了
「昼休み中」に治療完了も可能
〒355-0221 埼玉県比企郡嵐山町菅谷249-62
適応ケースは限定されますが、
切らない、縫わない、腫れないインプラント治療を実施
「1時間」ほどで治療は終了
「昼休み中」に治療完了も可能
痛みや恐怖心などがない状態(眠っている状態)で治療を完了させる、睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)をご用意しています。
鎮静薬を注入し数分でほぼ睡眠状態になる方法です。治療中の記憶がほぼありませんので、痛みや、音、振動なども感じることはありません。
皆さん「気づいたら治療が終わっていた」とおっしゃいます。
次のような方にお勧めしています。
インプラント治療は外科処置が伴いますので、「怖い」「痛い」「腫れる」「時間がかかる」等のイメージがあると思います。
しかし、ケースによるのですが、「切らずに、縫わずに、腫れずに」そして「短時間」で治療を行えることもあります。その治療法を「フラップレス(無切開)治療」というのですが、一般的に行われている「歯茎の切開」は行わず、小さい穴を開けそこにインプラントを埋入する方法になります。
通常の方法では「歯茎を切開」するので、処置後の「縫合」が必要となり処置時間が長くなります。また、身体へのダメージがありますので、治療後の「痛み・腫れ」の原因となります。
しかしフラップレスでは、そもそも歯茎を切開しないので、縫合の必要もなく、治療後の痛みや腫れを最小限にすることができます。
一般的な方法 | フラップレス | |
---|---|---|
歯茎の切開 | 必要 | 不要 |
処置後の縫合 | 必要 | 不要 |
痛み | ある | 少ない |
腫れ | ある | 少ない |
処置時間 | 比較的長い | 10分程度 |
上顎の後ろの歯の直上には、上顎洞と呼ばれる空洞があります。この空洞に骨が不足している場合は通常の方法ではインプラント治療ができないのですが、上顎洞底挙上術という骨を増やす手法によってインプラント治療が可能となります。上顎洞の底部にある粘膜(シュナイダー膜とも呼ばれる)を持ち上げ、骨を増やすスペースを作る手術です。
当院ではオステム社のCAS-KITを使用し、シュナイダー膜を傷つけることなく上顎洞底骨を形成することができます。結果として短時間での手術が可能となり、患者様のお身体に負担が少なく、術後も腫れにくいインプラント治療を提供することができます。
ソケットリフトにて骨造成したインプラント症例
手術後、比較的短期間でインプラントによる補綴ができ、患者様に感謝されました。ソケットリフト手術に関しては構造がわからなかったが納得のいく説明があったので安心して受けられたと仰っていました。
1992年 | 福岡歯科大学 卒業 佐賀医科大学歯科口腔外科講座 入局 |
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1995年 | イエテポリ大学ブローネマルククリニックにて研修 佐賀医科大学医学部麻酔学調座 入局 |
1997年 | 歯科クリニック あかま 開院 |
2002年 | USC臨床外科教授の下で研修 UCLA審美歯科研修 |
2005年 | K Dental Implant Office 開業 |
2008年 | カムログインプラント公認インストラクター |
日本の歯科医師の治療レベルの向上のため、現在CAMLOG(カムログ)というインプラントメーカーでインストラクターを務めております。その中で主に行っていることは、基礎的および発展的な講習会、また病院に赴きライブオペ形式での講習です。
未経験の医師から経験のある医師に高度な手術を教授しています。
グローバルスタンダードというと大げさな感じがしますが、そうではありません。
インプラント治療は全世界で行われている治療で、日々、新しい考え方、より安全な施術方法などが発表されています。その情報をキャッチアップし、治療計画や実際の治療に落とし込む姿勢が、医療人としてのあるべき姿です。
歯科先進国の欧米と比べ、日本の歯科医療はまだまだ遅れていると言われています。
つまり、日本で得られる情報では不十分なのです。
常に世界に目を向けなければなりません。
以前、インプラント事故が世間をにぎわせたことがあります。
原因は、本当に基本中の基本をおろそかにしたことでした。
いくら最新の設備があり、たくさんの症例をこなしていたとしても、術者側が最新の情報を持ち得なければ、治療は中長期的に必ず失敗します。
世界的に安全と認められている「基準(ルール)」にのっとり治療を行うこと。
これが患者様への最低限の礼儀ではないでしょうか?
「インプラント治療をすれば生涯使い続けることができる」
このように考えている患者様は多くいます。
これは正しい認識ではありません。
正確には、「しっかりした技術・知識・経験を併せ持ったドクターが担当すれば……」という文言が付与されます。
つまり、長期安定させるためには「歯科医師の質」がすべてになります。
インプラントを埋入することは歯科医師であれば誰でもできます。しかし、治療後、どれだけ長期的に安定させられるかはドクターの技量にかかってきます。決して安くないインプラント治療費。その治療費に見合うインプラントを皆様には手に入れて欲しいと思っています。
インプラント治療後、いかに長持ちさせられるかをとても大切にしています。
これを達成させるためには、治療前、治療中、治療後にあることを行う必要があります。
「治療の予知性」とは施された治療がどのくらい長持ちするのかということを臨床経験に基づいて評価することです。つまり、1本のインプラントをこの部分に、この角度で、この長さで埋入することで、長期的にどのようなことが起きるのかを事前に計算してオペを行うということです。
以前、他院でインプラント治療をしたが、問題が生じて当院に来られる方が多くいらっしゃいます。その方のお口を見ると、「どうして、このような治療を行ったのか……」と驚きを隠せない症例が多くあります。
予知性を持たず治療をしてしまうと、数年後、必ず問題が生じます。
予知性は一朝一夕で身につくものではありません。日々の研鑽が大切なのです。
また、この予知性に貢献してくれるのが「CT」です。
CTは従来の2次元レントゲンよりも精度の高い撮影が可能になるため、診断の質が向上し、最終的には治療の質も向上します。
また、特筆すべき点は、CTデータをインプラントの上部構造(被せ物)を製作する機器「セレック」と連動させることで、非常に精巧なセラミックの被せ物等の制作を可能にします。
CTとセレックを連動させることで、インプラント治療の「理想」とされている「トップダウントリートメント」が可能になります。
トップダウントリートメントとは事前に機能的・審美的に適した最終目標を決め、それに基づき治療計画を立案していく治療法のことです。
この工程を経ることで、患者さんの理想とする歯並び・形を忠実に反映でき、かつ、咬み合わせや、歯肉の状態、そしてインプラントを埋め込む骨の問題などが浮き彫りとなり、それらに対しての適切な対応(咬みあわせ改善・歯肉再生療法・骨再生療法)が可能となります。
天然歯は「歯根膜」というものがあり、噛む力を上手に分散してくれます。
しかし、インプラントはこの歯根膜がありません。
そのため、「垂直」の力には対応できるのですが、「横の揺さぶり」の力には上手に対応できません。
そのため、歯と歯の噛み合わせを新たに設計し、「横の揺さぶり」を軽減させる処置が必要になります。
インプラント治療後、インプラントが抜けてしまう大きな原因は、噛み合わせがうまく調整されていないためであることが多いのです。
当院ではこの部分までもしっかり計算した上で、インプラントを行っています。
インプラント治療をしたとしても、「インプラント周囲炎」という病気に気を付ける必要があります。これは「歯周病」と同じ病気で、最終的にはインプラントを支えている骨が溶け、インプラントが脱離してしまいます。
この病気の原因は「日々のお口の清掃が上手にできていないこと」です。それではしっかりお口のケアをすればこれを防げるのかというと、そうではありません。
インプラントは上部構造とアバットメント、インプラント体の3つの構造に分かれます。
それぞれ別の部品でできていますので、境目にどうしても汚れがたまりやすくなります。
日々のブラッシングでその汚れをしっかり落としきることができるのであれば問題ないのですが、ケースによっては構造上どうしても汚れを落としきれないこともあります。
そこからインプラント周囲炎が発症し、問題が起きてしまうのです。
しかし、被せ物の形態、インプラント埋入角度、歯肉の形態を整えることなどの対策をすることで、そもそも汚れがたまりにくい形態にすることができます。
ただインプラントを入れて食事ができるようになるだけでなく、この部分もしっかり計算した上で当院では治療を行っています。
最近では、「このような医院でインプラントをすれば安心」といった指針が出ています。
衛生管理がしっかりしている、オペ室があるなどです。
しかし、これはあくまで1つの指針です。
どのような機材・治療法などを取り入れたとしても、オペを行うドクターの技術・経験、そして「想い」が不足していれば、本当に安全・確実なインプラント治療はできないと私は考えます。
しかし、この部分を事前に知ることは非常に難しいのが現実です。
○○○の資格を持っている、○○○に留学して勉強をしてきたなども1つの参考情報とはなりますが、あくまで参考にしかなりません。
では、どうすればいいのでしょう?
非常に原始的ですが、「直接ドクターと話す機会を設け、そのドクターの人間性を知る」ことしかないかと思います。
インプラントはすべてにおいて最高の治療ではありません。デメリットも存在しますし、ケースによっては入れ歯・ブリッジの方が適切な場合もあります。また、患者様の経済事情、好みなどにより治療法は変わってきます。
患者様のお口の状態や体の状態、そして何よりも患者様の希望をしっかり把握した上で、どのような選択肢があるのか、そしてどのようなメリット・デメリットが存在するのかを納得するまでしっかりと説明し、最終的には患者様に判断していただく。
この姿勢があるかどうかが「信頼できる医院」の1つの基準だと思います。
当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。